ジョン・ライドンがセックス・ピストルズにシド・ヴィシャスを加入させたことを後悔していると語っている。
本日12月15日からパブリック・イメージ・リミテッドの再結成ツアーをイギリスでスタートさせるジョン・ライドン。シドはピストルズに入ることによって個性を失ってしまったと彼は言う。
「神よ、シドをバンドに入れてしまった日のことをお許しください」と彼はインデペンデント紙のインタビューで話している。「可哀相なシド、あいつはすごく疎外感を感じていたんだ。あまり頭のいい奴じゃなかったからね」
「あいつの一番いいところだったはずのユーモアが、ピストルズに入った日からぱっと消えちまったんだ」
また彼は自分のスタイルを真似する新しいバンドたちには嫌気が差していると語り、その中でオアシスのリアム・ギャラガーを槍玉に挙げている。
「俺たちのスタイルを真似ているレコードをいまだに耳にするよ。なのに奴らは俺たちのことを口に出そうとしないんだ」と彼は言う。「ちょっと嫌気が差してきたね。だって俺は人生の中で他人みたいになろうとしたことなんて一度もないんだからな。オアシスにもうんざりだよ。あの声がイラつくんだ。自分のものを見つけ出すことだってできたはずなのにな」
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
J・ライドン「シドの加入後悔してる」
2009.12.15 22:42