パール・ジャムが20周年記念本『Pearl Jam 20』に、ニール・ヤング、スプリングスティーン、デイヴ・グロールが協力

パール・ジャムが20周年記念本『Pearl Jam 20』に、ニール・ヤング、スプリングスティーン、デイヴ・グロールが協力 - 1991年作『テン』1991年作『テン』

キャメロン・クロウ監督が手がけるパール・ジャムの20年の足跡を追ったドキュメンタリー作品『Pearl Jam 20』が9月13日にリリースされるが、これと同時にバンドの20年を振り返る同名の単行本も出版される予定で、ニール・ヤング、ブルース・スプリングスティーン、デイヴ・グロールらがこの本に協力しているとか。

本は編集者のジョナサン・コーエンとジャケット・アーティストのマーク・ウィルキンソンが手がけていて「装丁も目を見張るほど美しい、バンドの過去20年間を追った決定版クロニクル」と触れ込まれている。内容としては、メンバーが書きつけた絵やノートなどといった、ごくごく内々におけるバンドの様子をうかがわせる資料なども収録されるという。

この本の前書きをクロウ監督が執筆していて、そのためにブルース・スプリングスティーン、ニール・ヤング、デイヴ・グロールらとのインタビューも行ったとか。さらにクロウ監督は『Pearl Jam 20』と題したサントラも自ら編纂し、これもリリースする運びになっている。

ドキュメンタリー映画についてクロウ監督はこれまでに「過去から最良の手土産っていう内容になってるんだ」とローリング・ストーン誌に説明している。「あるとは聞いていたけど実際には観たことがなかった伝説的な映像とか、インタビューとか も収録してるんだよ。パール・ジャムにとっての『ザ・キッズ・アー・オールライト』をどうやって作って、しかも音的にも最良の素材をぶちかますかっていう内容なんだ」。

一方、ベースのジェフ・アメンも映画についてローリング・ストーン誌にこう語っている。「基本的にはキャメロン・クロウからぼくたちへのラブ・レターのような内容なんだけど、でも、ぼくたちを称えるものでありつつも、痛々しい内容もまた同時にあるんだ。バンドが成長していく痛みとか、本当にしんどかった頃のこともつまびらかにしているんだ。ロスキルトのこととかね(2000年のデンマークのロスキルト・フェスで、パール・ジャムのファンがライブ中に9名圧死した)。本当に観ているだけでも辛かったよ」。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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