ミック・ジャガー、ストーンズの50周年記念式典にはキース・リチャーズは呼ばないと語る

ローリング・ストーンズ 1971年作『スティッキー・フィンガーズ』

ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは来年バンド結成50周年を迎えるにあたって、記念銘鈑をもらえたらそれも嬉しいかもしれないが、その式典にキース・リチャーズは呼びたくないと語っている。

ストーンズは1962年にロンドンのマーキー・クラブで初のライブを行っていて、来年の50周年にはおそらくツアーはやらないだろうが、マーキー・クラブがストーンズにちなんだ店であることを記す銘鈑を作ってもらえばいいお祝いになるだろうとミックは語っている。

ミックはライヴ誌にこう語っている。

「ツアーをやるよりは、マーキーに戻って、50年間におよぶ活動を銘鈑という形で祝ってもらうというのも考えられるよ。これはなかなかいいかもしれないけど。当然だけど、キースは来られないから。チャーリー・ワッツ(1962年にはまだメンバーではなかった)は来てもいいけど、銘鈑はもらえないだろうね」

ミックとキースはキースが昨年刊行し、ミリオンセラーとなった自伝『ライフ』でミックの男性器が短小だと語っていたことがたたって仲が険悪になっているといわれている。また、キースはミックが「耐えられない人物だ」ともこの自伝で語っている。

「ミックのことは昔は大好きだったけど、ここ20年はミックの楽屋に立ち入ったことがないよ」とキースはこの自伝で語りおろしている。「時々俺は思うんだよね。『あの友達にまた会いたいな』ってね。『あいつはどこに行っちまったんだろう?』って不思議に思ってしまうんだよ」。

この本の中でキースは忌憚なくミックについて語っていて、さらに「ミックが耐えられない人物になったのは80年代の初め頃だったね」とも説明している。


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