10月12日には『ネヴァーマインド』リリース20周年を記念して新リマスタリング音源とともに数バージョンの再発が行われるが、コートニー・ラヴが限りなく暴露本に近い回想録の刊行を準備しているとAP通信が伝えている。
タイトルは未定だとしているこの回想録はアメリカの大手出版社ハーパー・コリンズの傘下にあるウィリアム・モロー社から来年の秋に出版される予定。コートニーとしては自身のカート・コバーンへの思いや薬物に苛まれた母親としての自身の生き様について、さまざまな誤解や誤認をここできっちり整理したいとしている。
出版社のプレス・リリースではこの回想録をこう紹介している。「本書でコートニー・ラヴは初めてカート・コバーンとの嵐のような結婚生活と自身の薬物濫用とその後の回復、そして自身と娘フランシス・ビーンとの関係について自ら事実関係の整理を試みている。本書でコートニーは自らのミュージシャンとしてのキャリアを振り返るだけでなく、ハリウッドでのキャリアについても包み隠さず見てきたものを語っていて、さらにはゴシップとしても広く報じられたビリー・コーガンやエド・ノートンとのロマンスについてもあけっぴろげに語っている」。