LCDサウンドシステムのジェイムス・マーフィー、コーヒーのブランドを立ち上げ

2010年作 『ディス・イズ・ハプニング』

昨年4月のマディソン・スクエア・ガーデンでのライヴで活動に終止符を打ったLCDサウンドシステムだが、その後のジェイムス・マーフィーは自身のコーヒー・ブランドの立ち上げを準備しているという。

現在、製作企画中の映画『The Comedy』に老いゆくお洒落人間役として出演も決めているジェイムスだが、バンドを終わらせた今、「近所の焙煎屋に行って、豆の種類や温度にこだわって」自身のエスプレッソ・ブレンドを作りたいと語っていると料理サイトのグラブストリートが伝えている。

「ぼくはコーヒーをたくさん淹れるんだよね。誕生日にはガールフレンドにコーヒー世界チャンピオンによるトレーニング・コースを贈ってもらったくらいだからさ。ロンドンに戻ってまずやりたいのが、そのコースなんだよ」

当面の間、ジェイムスが編み出したブレンドはあるコーヒー店のみで販売されることになるというが、それ以上踏み込んだ話をジェイムスは明らかにしたがらず、「まだ交渉中だから、これ以上は話せないんだ」と語っている。

その一方で、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンも12月30日に自身のティー・ハウスをシカゴの高級住宅地にオープンする計画を発表している。

また、ジェイムスは4月のマディソン・スクエア・ガーデンでのライヴを『Shut Up And Play The Hits』という作品としてドキュメンタリー化していて、サンダンス映画祭でも上演したが、この度DVD化も発表された。

『Shut Up And Play The Hits』の予告編はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=_FAUyrFWDvw&feature=player_embedded


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