クリスマスにソロ新作『Died Blonde』のリリースと回想記の刊行を予定しているコートニー・ラヴだが、イギリスの女子フォー・ピース・バンド、サヴェージズの大ファンで一緒にツアーをしたいと熱望しているという。
特にコートニーは5月にリリースされたバンドのデビュー・アルバム『サイレンス・ユアセルフ』の冒頭を飾っている"シャット・アップ"を取り上げてヴァニティ・フェア誌に次のように絶賛している。
「すごい新人バンドがいて聴いてたんだけど、ほとんど女子ばかりのイギリスのバンドで、サヴェージズっていうのね。これがすごいの。"シャット・アップ"っていう曲があって、これがかなりスージー・スーな感じで。最初は語りで、自分をいかに律して惑わされないようにするかっていう話で、最高なのね。しかも、ルックスもすごいし。みんな短髪なの」
さらにケイティ・ペリーを引き合いに出しながらコートニーは次のように賛辞を続けている。
「とにかく、ぜひ一緒にツアーしてみたいなと思って。なんかもう超女子まるだしのファン・レターとかも書いちゃったし。1日中聴きまくってるし、すごくいいことをやってて、しかも、おっぱいから花火とかぶっ放さないような、そんな新人女子アーティストが登場するとめちゃ盛り上がるから」
さらにコートニーは12月に刊行する回想記のタイトルを"ドール・パーツ"の歌詞を引用した『Girl With The Most Cake』としていることを明らかにし、次のように内容について触れている。
「まあ、(パティ・スミスの自叙伝の)『ジャスト・キッズ』のような内容じゃないから。もっと年取って白髪も増えたおばあさんにでもなれば、もっとちゃんと振り返ってオックスフォードシア州のテムズにも別荘でも構えて、タイプライターでいろいろ物語を綴っていけるのかもしれないけど。これはそういうもんじゃないのね。むしろ自分としては大好きで、枕元にもいつも置いてあるラッセル・ブランドの『My Booky Wook』(問題の多かった生い立ちやその後の薬物依存症などをあけすけに語った回想記になっている)に近いものになると思うのね」
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