10月21日にロンドンで行われた『Q』誌主催の2013年「Qアウォーズ」は、アークティック・モンキーズやフォールズらが受賞者となったが、フォールズのヤニス・フィリッパケスは受賞スピーチでアレックス・ターナーの髪型を引き合いに出してみせた。
授賞式はロンドンのグロヴナー・ハウス・ホテルで開催され、ビッフィ・クライロ、ジェイク・バグ、マニック・ストリート・プリーチャーズ、エリー・ゴールディング、ヴァンパイア・ウィークエンド、ハッピー・マンデーズ、ロビー・ウィリアムズ、スウェード、ペット・ショップ・ボーイズらが、それぞれの部門で受賞者となった。
フォールズはアークティック・モンキーズ、マムフォード・アンド・サンズ、ミューズ、ザ・ストーン・ローゼズらを押さえて「最優秀ライヴ・バンド」に輝いたが、受賞スピーチでヤニスは次のように語り、最近エルヴィス・プレスリーを意識しているのではないかとされているアレックスを引き合いに出してみせたとBBCニュースが伝えている。
「(自分たちが受賞したということは)ライヴにバックトラックは要らないし、キザなことをやる必要もないし、エルヴィス・プレスリーの物真似も必要ないと証明していると思います」
なお、アレックスはヘッドライナーを務めた今年のグラストンベリー・フェスティヴァル出演時のMCまで、すっかりアメリカ訛りになっていたことでも話題を呼んでいたが、アレックスはエルヴィス化しているといわれていることについて次のように『NME』に語っている。
「たとえば、(ギターを抱えながら)指先を立てる仕草ならずっと昔からやってるんだけどな。このヘアスタイルのせいでみんな混乱してるのかな? (BBCラジオのDJの)ジョー・ワイリーなんかはこの間、俺が俺の内面のエルヴィスを引き出しているとか言ってたけど、俺にはどうもよくわかんないよ。自分でも意図的にやってることじゃないんだよね」
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