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さあ、いよいよトリだ。大阪から舞い戻ってきた、この男たち。2006年のロックシーンに大地殻変動を巻き起こした、このバンド。今日のEARTH STAGEのラストアクト、ELLEGARDEN! サウンドチェックにメンバーが出てきただけで、もうオーディエンスのボルテージは最高潮。おい!おい!コールが会場を埋め尽くす。まずはいきなり“Fire Cracker”が鳴り響く。スタジオテイクに増して、ギターリフがとてつもなく重厚。ライブアクトとしてのポテンシャルの半端なさをこの一音だけで、完璧に証明してしまった。続いて“Space Sonic”“Supernova”と、前半から一切の妥協なし。細美の笑顔が印象的で、本当に心の底から今日の演奏を楽しんでるようだ。生形も高田も高橋も、そんな細美の気持ちに呼応するかのように最高のパフォーマンスで応える。“ジターバグ”“Red Hot”“高架線”と畳み掛けるように怒涛のナンバーを放った後、一旦バックへ引き上げた4人。鳴り止まないアンコールに応えて再び姿を現した彼らが鳴らしたのは、もちろん“Make A Wish”。そして最後の最後に披露したのが、最新アルバムでのラスト・トラック“Marie”。もう何も言うことはない。本当にありがとう、エルレ。(洪弘基)