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熱い、とにかく熱い。この日の前説を担当したロッキング・オン古河が「ついに幕張に来てくれました」と紹介したRIZE。2006年、最後の日のスタートを切るにはこれほどふさわしいアクトもいないのでは? 初っ端から半端ないテンションで爆走したRIZEのテンションは、1秒たりとも落ちることなく、逆に1秒、1秒が過ぎるにつれ加速するばかり。“Why I’m Me”、“NAME”といったおなじみのキラーチューン、今年リリースされた故hideのカバー“ピンクスパイダー”、さらにサイケデリックなグルーヴが会場全体にスピリチュアルなヴァイヴをもたらした新曲“神”など、爆発度200%の曲が容赦なく連打されたセットは、まだフェスが始まったばかりとは思えないほどGALAXYを盛り上げた。最後は“カミナリ”を落雷させステージを去ったRIZE。そのポジティヴなエネルギーの放射を始まりから浴びたファンは、本当に幸せだったと思う。(内田亮)