MOON STAGE2番手は、今年のフェスの全アクト中、間違いなく最も短いバンド名を持つ男たち。その名も、鶴。強烈なバンド名もさることながら、その圧倒的なアフロスタイルも衝撃。まずはソウルモード全開のミディアム・ナンバー“サンキューベイベー”を披露したかと思えば、続く自己紹介ナンバー“こんばんは鶴です”では、振り付けも交えて、オーディエンスのハートをいきなりがっちり掴んでしまった。そして一転、後半戦は秋野温の骨太ボーカルが突き刺さる“あめ曜日”“ペリオライ”でじっくり聴かせた後、ラストの“Tonightはパーティ”では、オーディエンスとの大コール&レスポンス劇を繰り広げ、
初のCOUNTDOWNのステージを締めくくった。「今日はどうか、“鶴ワールド”をおもいっきり体感してください」と語っていた秋野。MOON STAGEのお客さんには、彼らにしか鳴らせない珠玉のソウル・サウンドと、そしてあのアフロの残像が確かに刻まれたことだろう。(洪弘基)
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