ジャクソン5の“I Want You Back”に乗って登場し、「こんにちはー、幕張。今日も張り切って、参りましょう。鶴です!」という挨拶で始まったトップバッターの鶴のライヴ。日本の優れた歌謡曲のメロディー・センスを、ソウル・ミュージックの遺伝子に搭載した爆発力は相変わらず。昨年、初登場を果たしてくれた彼らだが、すっかりお馴染みのようで、「こんにちは、鶴です」の“鶴ポーズ”も会場中から両手が挙がる。「小宇宙と書いてコスモ、コスモを今日は爆発させてみせます」「フードコートのひとー、もう鶴のライヴ始まってますよー」といったファンキーなMCも健在。グルーヴィーな全速力ナンバー“ダイナマイツ勘違い”、グッとくるバラード・ナンバー“魔法のうた”、そして圧巻のダンス・ナンバーである新曲“踊れないtoフィーバー”と畳み掛けるような展開。「トップバッターで観に来てくれる人がいるのか、心配だったけど、全然問題なかった」と言っていたVo&Gの秋野だが、最後の“聖闘士星矢”のテーマのカヴァーまで本当になんの心配もない鉄板のパフォーマンスだった。(古川琢也)
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