今年はレーベル移籍に初のUSツアー敢行と、GO!GO!7188にとっては新たな挑戦の年となった。その締めくくりが、今日と明日のCOUNTDOWN JAPAN東京/大阪出演だ。叩き上げのライヴ・バンドとしての存在感はもちろん健在。3ピースとは思えない音圧と各メンバーの高いプレイヤビリティ、そして独特の歌謡曲テイスト。初のコードがジャーンとかき鳴らされた瞬間、巨大なフロアはたちまちGO!GO!の世界に吸い込まれ、気がつけばそこにいる全員が飛び跳ね、拳を突き上げている。合いの手も完璧だ。ドライヴィンなナンバーではOiコールが起こり、バラードでは何本もの手が左右に揺れる。何度も観てきたが、何度観ても感動的な光景。どちらかといえば器用とはいえない、愚直なまでに自分たちの音を貫き通すGO!GO!7188のようなバンドがしっかりと支持されているというのは、フェスにとって、ロックにとって、とても幸せなことだと思う。(小川智宏)
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