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「行くぞおっ、幕張いいっ!」のアッコの絶叫から流れ込んだ“ジェットにんぢん”で、いきなりGO!GO!7188の真っ赤なロックンロールがEARTH STAGE狭しとあふれ出す! ターキーのロデオ・ビートで走り出す“文具”、そして爆裂祭囃子のような“ちんとんしゃん”のキュートでハードなユウの歌声でオーディエンスをがっつり揺さぶってみせる。軽快なカッティングを聴かせる失恋妄想感傷旅行のスカ・ナンバー“脳内トラベラー”では、EARTH STAGE全体にタオルの大旋風が巻き起こる。「今年はツアーを延期してしまったりして、非常に波乱の年でした」と語るアッコ。そんな状況の中でバンドの喜びを再確認させてくれたのがこの曲でした……という紹介から、フラワーカンパニーズのトリビュート盤でカバーした“深夜高速”を披露……の最中、なんとフラカン・鈴木圭介本人が登場! 「生きててよかった」の言葉が、強烈なヴァイブをもって巨大な空間に広がっていく。驚きと感激にざわめくフロアを、そのまま珠玉のバラード“こいのうた”へと導いていく3人。昭和歌謡が大暴走して悲しきパンク・ロックになったような“浮舟”! ハード・エッジな変速展開ロックンロール“とかげ3号”! 最後はさらにアクセル全開、“アンテナ”で手拍子の嵐を巻き起こして爆裂大団円!(高橋智樹)