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フロアにぎっしりとオーディエンスが待ち構える中はじまったのは、真心ブラザーズ。YO-KINGが大きく両手を広げて「こんにちは、真心ブラザーズです! いきなりですが、手拍子の方よろしくお願いします!」と、貫禄の(!?)掴みを見せる。まず、YO-KINGと桜井は二人とも革ジャケとサングラスで揃えているところからして、攻撃モードを感じたのだが、ライヴ中盤、さらなる攻撃(!?)は訪れた。まだ大阪のライヴがあるので、詳しく書けないのがもどかしいが、YO-KINGの「今日のライヴは音楽を超えた男の生きざまが見れると思います。これが真心ブラザーズの勝負だ! 桜井を男にしてやって下さい!」という言葉から推測してほしい(できないか)。いやマジで、「楽しみながら冒険」してきた真心の姿勢は、時を経ても、フェスという場所でも、一貫しているんだと思えた場面だった。後半は、アラサー感涙の名曲を、YO-KINGがぐいぐい動きながら熱唱! 自分も、全て歌いながら原稿を書いてしまった。と同時に、10代くらいのキッズも盛り上がっている様子を見て、改めて彼らの楽曲の普遍性を感じさせられた。来年は結成20周年、様々な企画もあるという。まだまだ、私たちを驚かせてくれそうだ!(高橋美穂)