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COUNTDOWN JAPAN 10/11、MOON STAGE3日目のトップ・バッターは、今夏の各地大型ロック・フェスでも引っ張りだこだった4人組バンド、[Champagne]。開演前の音合わせで、アークティック・モンキーズの“アイ・ベット・ユー・ルック・グッド・オン・ザ・ダンスフロア”をサクッと一部演奏し、早々にMOON STAGEに集まったオーディエンスの嬌声を浴びていた。さあ、いよいよのライヴ本編はタイトなライダース・ジャケットを身に纏った川上洋平(Vo&G)が頭上で両の手を打ち鳴らしながらオーディエンスの同調を誘いつつ、確信の8ビートからスタートする痛快なロックンロール・ナンバー“Yeah Yeah Yeah”によって幕を開けた。そう言っている間にも続々とMOON STAGEに流入してくるロックに飢えたオーディエンスたち。フロアはいきなりの盛況である。そして庄村聡泰の跳ね上がるようなドラム・プレイが響き渡り、熱いエモーションを乗せたシングル・ナンバー“city”へと傾れこんでゆく。

「最高の1日のスタートにしたいと思ってますんで。よろしくおねがいします! 最高の忘年会にしましょう! Are you ready!?」と、大観衆を堂々迎撃する挨拶を挟みこんで、アルバム『Where’s My Potato?』収録曲である“For Freedom”や“Don't Fuck With Yoohei Kawakami”などを続けて披露。威勢よく転がってゆく4ピースのロックンロール・サウンドの中で、川上のクリスピーに弾ける歌や、流暢な英語でまくし立てる煽り文句もサマになっている。「今年1月にデビューして、今年1年お世話になりました! 最高の1年になりました! また来年、再来年も最高の1年にしてやりますんで、よろしくお願いします!」と告げて、ステージは11月に最新シングルとしてリリースされた眩い光に包まれるようなナンバー“You’re So Sweet & I Love You”でクライマックスを迎えた。あっという間のショウだったけれど、今日一日の最高の幕開けをありがとう、[Champagne]!(小池宏和)