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最終日のCOSMO STAGE一発目は、この一年、目覚しい躍進を遂げた[Champagne]! 彼らの代表作『Where's My Potato?』のオープニング曲“Burger Queen”が鳴り響くなか、「マクハリー!」と威勢よく腕を突き上げて川上(Vo&G)が登場。「いいか? どこのステージよりも最高のパーティにするぜー!!」と共闘を呼びかけ、バンド一丸となって“For Freedom”に雪崩れ込めば、早くも満場のフロアから沸きあがる大歓声! ベース・磯部も「いくぞ、マクハリー!!」と声を限りに吠え、続く“Rocknrolla!”ではギター・白井を筆頭に切れ味鋭いアンサンブルでCOSOMO STAGEの熱狂はたちどころに沸点近くにまで跳ね上がった。「踊り狂っちゃってくださーい!!」(川上)と繰り出した“Cat 2”では、フロア一面にハンドクラップを響かせ、「もたもたしてんじゃねーぜ!!」(川上)と最終ヴァースは体感時速120kmのビートで疾走!(スゲェ勢い!)。とにかくこの4人、バンドとしての佇まいが群を抜いてかっこよくて、上のライヴ写真でお分かりいただけると思いますが、もうすべてのアクションが様になりまくっているのだ。ドラムス・庄村はバトルスさながら異様に高いポジションのシンバルをバシバシ打ち鳴らし、視覚的にもオーディエンスを魅了する。
ブレイクでは、「最高の忘年会にやってきました! こういうフェスでやると、最初の1、2曲目はみんなのことが敵に見えるんだよね(笑)。BIGMAMAのTシャツが見えたり。でもさ、それがだんだん[Champagne]に見えてくるんですよ! 俺らを勘違いさせてください!」と川上。「実はね、来年4月にアルバムを出します。また全国で会えればと思ってるんで」と2012年の抱負を届け、終盤は雄大なバラード・ナンバー“spy”、そして「命懸けで歌います!」とまで宣言してトドメの“city”! 「来年はもっとデカくなって帰ってくるからな!!」という川上の言葉に賭けてみたくなる、野望と闘争心ムキ出しの快演だった。(奥村明裕)