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2011年の大晦日、COUNTDOWN JAPAN 11/12最終日! EARTH STAGEのトップ・バッターは「日本一の前説バンド」(その前説を担当した、総合プロデューサー・渋谷陽一談)グループ魂! まずは港カヲルがひとりで登場し、「女は腐ったミカンである。なぜなら中がぐちょぐちょしているからである!」とフルスロットルで下ネタを飛ばし、場内を笑いの渦にたたきこむ! 続いてメンバーが登場し、「出てきやがったなどん詰まりの中年バンドが!」という港の悪態をサラッとスルーして、COMPLEXの“BE MY BABY”のイントロから“ペニスJAPAN”へ。グイグイとたたみ掛ける破壊のアグレッシヴなアジテーションに、EARTH STAGEにシンガロングが大勃発! さらに、オーディエンスが拳を突き上げた“アイサツはハイセツよりタイセツ”、バイト君の魂のスクリームがこだました“パンチラ・オブ・ジョイトイ”と、ノンストップで暴走パンク・チューンを連発。そして、MCで暴動がフロアを笑わせているところに、一旦ステージから引っ込んでいた港が女子高生ルックで「おにいちゃーん!」と錯乱気味に再登場、「私が情緒不安定な女子高生、略してJFKです!」と“High School”に突入し、場内の手をスウィングさせる。続いて“だだだ”から、石鹸ボーカルで“男、腐りかけ1”、破壊、港、バイト君でマイケル・ジャクソン風のダンスを披露した“職務質問”へと繋いでいき、場内の盛り上がりが最高潮に差し掛かったところで問答無用のキラー・チューン“君にジュースを買ってあげる♥”を投下! EARTH STAGEがどっかんどっかん沸いている! そして“男、腐りかけ2”を経て、「今年は猪苗代湖ズが紅白に出ますが、私たちも福島を愛する曲があります」という福島県いわき市出身の港(ちなみに遅刻も同郷)のMCから、“いわきアンモナイト音頭 ~いわき兄弟~”“東北の魂”とお祭りナンバーで今一度フロアをアゲ倒す! クライマックスは“アイブラユー”からなだれ込んだ“MACH魂MACH”。演奏を終え、「よいお年を!」(破壊)とステージを去っていくメンバーを、港が「帰れバカヤロー!」と追い出して、「次はSEKAI NO OWARI改め、世界の車窓から! 明日はヴェニスに乗車します。出発進行!」と、見事にネクスト・アクトに繋げた。(前島耕)