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熱狂続くEARTH STAGEには、続いてBACK DROP BOMBが登場! インスト・ナンバーの“WHEN THE MAN HAVE REALIZED THE SOUND”で幕を開けると、そのままノン・ストップで“REMIND ME”へ。いくつもの楽器と二つの声が絡み合って独自のグルーヴを作り上げるBDB、そのハイブリッドなロックの切れ味は、確実に他に体験できない種類の快楽だ。ラウドなギター・リフ+雄々しい叫びに、アコギやパーカッションや電子音が挑発的に絡み合ってくる。最後の“MASTADABESTHA”まで、MCはSHIRAKAWAの「ありがとう、よいお年を!」の一言のみ。進化を続ける彼らのサウンドを途切れなく叩きつけて45分のライヴはあっという間に終わった。めちゃめちゃ刺激的なステージだった。



 そしていよいよこのフェス最大の飛び道具、グループ魂! バイキング兜(ツノが回転する)をかぶった港カヲルのMCに続いては、満員のフロアによる “ペニスJAPAN”の大合唱! どしゃめしゃなパンク・ナンバーとお笑いのネタとを次々に披露していく。まさにロック異種格闘技! 実は結成11年目というキャリアを持つ彼らならではの、ショウマンシップ満載のステージだ。破壊(Vo)は2万人とコール&レスポンスしてピックがわりにステージからスリッパを投げ、暴動(G)はキレのいいリフを次々と繰り出し、バイト君(大道具)は手を叩いて客を煽る。ラストは“就職しやがれ!”“TMC”の連打で怒涛の盛り上がりのうちに終了! 明日は紅白出場という彼ら、このフェスに確実にロックと笑いの沸点を作ってくれた!(柴那典)