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オープニングSEの時点で割れんばかりの大歓声&激しく揺れるEARTH STAGE! そう、日本ロック・シーンが誇る激烈ハードコア・モンスター=マキシマム ザ ホルモンが『COUNTDOWN JAPAN』に還ってきた! そんな巨大な熱気にさらに点火するように、「いくぞ幕張!」とダイスケはんの絶叫から“恋のメガラバ”が炸裂! 満場のEARTH STAGEに突き上がる拳、拳、拳! 地鳴りのようなクラップ&大合唱! 幕張の地面を液状化させる勢いでフロアを揺らすハイジャンプ! いきなり圧巻の幕開けである。さらに“「F」”ではへヴィ・サウンドがブレーキ崩壊大爆走! 「あけましておめでとうございます! 明けてない! 明けてないね。3年前、まさかの元旦にね! 『COUNTDOWN JAPAN』なのに年が明けてから出たんですけど。やっと、年が明ける前の『COUNTDOWN JAPAN』に戻ってまいりました!」という絶叫MCの主はもちろん、今年めでたくママになったナヲ。「終わりよければすべてよし! 身体は疲れてきてることだと思いますけど、まだまだやれますか! 三度の飯より飯が好き! こんばんは、マキシマム ザ ホルモンです!」というナヲのコールに、EARTH一丸・魂の雄叫びが沸き上がる! “What's up, people?!”“
”というカオティックなナンバーの数々が、紛れもなくこの祝祭空間の爆裂アンセムとして響いていく。「お前ら皆殺しにしてやる!」という宣戦布告からダイスケはん、“皆殺しのメロディー”を喉も裂けよとばかりの絶唱! マキシマムザ亮君のナパーム級ギター&上ちゃんのスラップ・ベース&ナヲの変幻自在なビートが幕張メッセ狭しと暴れ回る“ロッキンポ殺し”! ナヲのメルヘン・ボイスが轟音ダンス・ビートとともに狂い咲く“糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー”!……と、1音1音すべてが衝撃映像のような怒濤のアクトが展開されていく。「気持ちいいなー!」とナヲの声も熱気ばしばしである。「ホルモンとAKBに共通のルールで『恋愛禁止』というのがあります! しかし、みなさんにはとろけるような恋をしてほしいという願いをこめまして、恋の町・八王子から恋のおまじないを用意してまいりました!」(ダイスケはん)「ただいまより、『2010年・こってり納め』の儀を執り行います!」(ナヲ/思いっきりリバーブかけまくった影アナ風の声で)という一幕に続いての恒例「麺カタこってり」も3万人でバッチリ決まる! “A・RA・SHI”でEARTHを丸ごと踊らせ、ラストの“握れっっ!!”でひときわでっかくメッセを揺らす! 「こってり」前の「2011年も笑顔でふざけていこうぜ幕張!」といくナヲのシャウトが、轟音の余韻とともにいつまでも胸に残った。(高橋智樹)