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この4日間、数々の熱演の舞台となったCOSMO STAGEを締めくくってくれるのは、フロム大阪府堺市の6人組ガールズ・スカロック・バンド=オレスカバンドでぃ! リハーサルから高らかに歌謡曲を歌ったり、「みんな一緒に楽しも~な~!」と呼びかけたり、フライング気味にフロアを沸かせていた彼女たち。本編では、何故か猪木ボンバイエのテーマに乗って元気いっぱいにオン・ステージ! 「みなさん起きてますか!? 元気があれば年越しもできる!」とSAKIが呼びかけ、みんなでお約束の「1、2、3、ダーッ!!」、そして「ウィー・アー・オレスカバーンド!!」とシャウトして華々しくライブはスタート。オープニングの“カメレヨン”から盛大なオイ・コールが沸き起こる。続けて、いかすのボーカルから“自転車”へ。すぐさまオーディエンスはハンド・クラップで応え、「今すぐ! 今すぐ! 今すぐ!」というキャッチーなサビメロでは無数のコブシがアップ&ダウン! さらにハヤミによる「おい、マクハリ! 飛ばしていくデッ!」との煽動から“ジェットウェーブ”へ流れ込み、さらに「音楽バカのみなさん、盛り上がろうぜ! 盛り上がろうぜ!!」と“ダンスナンバー802”を一気呵成にプレイ。躁的な管楽器の音色がいやがおうにもテンションを煽って、パーティは天井知らずにヴォルテージを高めていくのだった。

ブレイクでは「はぁ、はぁ、はぁ」と息を切らして、「いま夕方の4時ですか? まだまだイケるみたいですな~!」とハヤミ。「踊り足りねぇ!」とのフロアからの声には「そやな! もう2011年始まったもんな!」と応え、「2010年、ウチらは東京出て来たんよ! その時の想いを込めた曲を――」と、旅立ちの歌=“街を出るよ”を情感たっぷりにプレイ。彼女たちの決意を祝福するように、フロアからは大きな歓声が贈られた。「次の曲はみんなで唄うよ! アー・ユー・レディ? 準備できた? taeちゃんお願い!」(ハヤミ)と再びテンションを高めて、「2011年、最初の声をウチらに聞かせてよ!」とのいかすの先導で「セイ・イェー!」「イェー!」と盛大にコール&レスポンス! 「まだなんか足りへんよな? ウチらといえば、アレよアレよ! エビバディ、踊れ~!!」(ハヤミ)と直球スカ・ナンバー“oresk music”では誰しもがシェイキン・バディ!(ちなみに只今明け方4時45分!)。「OK、2011年もよろしくねー!!」(ハヤミ)と本編ラストは“Super☆Duper”でテッペンまで打ち上がり、アンコールでは今一度「1、2、3、ダーッ!!」をカマして、“PAPAYA”で文字通り完全燃焼を遂げたオレスカ。幸先良すぎな、サイコーに楽しい新春祝賀パーティをサンクス!(奥村明裕)