続いては、先日(マジで!)待望のニューアルバム『PARAGRAPH』を2月29日にリリースすることを発表したASPARAGUSが登場! 渡邊忍(Vo&G)が、聴き馴染みのあるイントロを爪弾き出す……1曲目は“SILLY THING”だ。フロアからは、熱い拳が突き上げられる。歌い終えて、「よろしくぅ!」と叫ぶと、そのまま“I FLY”へ。そして、更にオーディエンスをアゲてくれるのが渡邊のMCタイム。「幾つもあるステージの中から、ここを選んでくれた、ほんといい奴、いい奴」と、フロアに向けて「いい奴」を大盤振る舞い。さらに「年末だけど、わっしょいパワーは……余ってるよね? これは来年に繰り越せないシステムになってるんで。アコースティックギターを持ってきたから、しっとり行くんじゃないか、と思っているかもしれないけれど、わっしょい系ですよ!」と言うと、始まったのは“FAR AWAY”。キッズはまさしく、わっしょい状態に! 続けて、“PLASTIC LIGHTER”、“Diddy-Bop”と畳み掛けていく。渡邊自身もわっしょい状態になったのか、フロアから出ていく人を見つけて、「ちょっと、出ていってる人! ちょっと、ちょっと! 待ったら!」と呼び止めたり、「文化祭みたいな気分なんで、もっと前きて!……もうきちゃってるね(笑)」と、つんのめり気味にMC。しかし一方で、物販でPAチームSPCが行っている「東北ライブハウス大作戦」の資金になるPUNK SKA UNITYのCDを売っていることもしっかりと告知していた。そして、終盤は渡邊曰く「渾&身の3曲」。まず、「ニューアルバムに入る曲ですね。最近YouTubeに上げて、盛り上がっている噂のあの曲……僕が何回も見てカウントを増やしてるっていう(笑)」と、まさかの告白(!?)から、“MEND OUR MINDS”へ。客席は早速、ハンドクラップに彩られていく。さらに “KNOCK ME OUT”と、“FALLIN' DOWN”と、フロアの後方まで盛り上げてライヴを締め括ってみせた。鉄壁の演奏とハッピーな空気で楽しませてくれた3人。来年が楽しみで仕方がない!(高橋美穂)
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