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 GALAXY STAGEトリ前を飾るのは、でっかいパンクとポップを携えた歓喜の水先案内人、ASPARAGUS! いきなり真っ赤に炎上するようなシリアス&ハード・エッジなナンバー“ABYSS”での幕開けには、オーディエンスも驚いたようだ。が、次の“SILLY THING”のポップ感と“JERK”のごりっとタイトな4つ打ちビートで1万人をもれなくダンス・フロアの狂騒へ叩き込んでいく。そんな盛り上がりを見たしのっぴ、「去年もここでやったんだけど、毎年『あれ? 俺たち人気あるのかな?』って勘違いしちゃうんだよね!」とニヤリ。「毎年ね、『これが最後だ』って思ってやってます。やってるんだけどさ、それってしみったれてるじゃん? パンツのシミみたいで、落ちにくいじゃん?」とか「次にやる曲は、アゲアゲなんだけど、思わず気持ち悪い動きをしちゃうようなやつね。カップルで来てる人は、彼女の動きの気持ち悪さに別れちゃうようなやつ。まあ、そんな年末もいいんじゃない?」とか、しのっぴのMCは嘘臭さ満点なのに、いざ音を鳴らすとロックとポップの紛れもない真実をスコーンと撃ち抜いてみせるのはさすがとしか言いようがない。最後は“I FLY”“FALLIN’ DOWN”で完全燃焼!(高橋智樹)