ネクスト・アクトは、結成20周年にして、昨年メジャーに返り咲いた不屈のロックバンド、フラワーカンパニーズ! まずは“ロックンロールスターダスト”からスタート。星型のタンバリンを叩きまくる鈴木圭介(Vo)の歌声は、アラフォーとは思えないほどキュートでパワフル! そして2曲目は、まさに今日に相応しいナンバー“最高の夏”。オーディエンスも、テンションUPとばかりに、ブンブン手を振りまくる。しかしその後のMCでは「こんな遠いところまでありがとう。ここはROCK IN JAPANじゃなくて、ひたちなかの商店街が開催してるお祭りだって」って圭介さん、そんなことないですから! でもお祭りにフラカンって……似合う。続いては“はぐれ者賛歌”。目をひん剥く圭介の様子は、最早、絶唱というに相応しい。そして次は待ってましたの名曲“深夜高速”! 《生きててよかった》――サビの言葉を噛みしめながらコブシを振り上げるオーディエンス。さらに、圭介のブルースハープが炸裂した“恋をしましょう”に続いて、最後はフラカン流鉄板パーティチューン“真冬の盆踊り”。♪ヨッサホイヨッサホイと、日本一ロックな盆踊りの渦を巻き起こしてくれたフラカン。圧巻だった。(高橋美穂)
フラワーカンパニーズ のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ