続くアクトは、昨年に続いてSOUND OF FOREST出演のasphalt frustration。ピコピコのエレクトロニック・ビート、シャキシャキとしたTATSUYA TAKANASHI(G)のカッティングが、森をカラフルに染め上げる。ハイテンションな一発目“SUNRISE”に続き“save my truth”では早速彼らの必殺技「♪アワ、アワ」のサンプリング・ヴォイスがキラキラとしたポップネスを振りまく。続く“stay’n back”は、突き抜けるようなハピネスを持った新曲。パンク・ミュージックを出発点に、ソウルやファンクやディスコやエレクトロニカを通過して、極上のダンス・ミュージックを作り上げるasphalt frustration。その真骨頂を示すような一曲だ。そしてラストは直球パンク・ナンバー“223”。ドラマー以外の全員がステージ中を走り回って、お祭り騒ぎでフィナーレ! 約2年半ぶりの単独音源となるニュー・シングル『fauvizm』をこのロック・イン・ジャパン・フェスの会場で先行発売中という彼ら。昨年に5人編成となりパワーアップしたニュー・モードを、しっかりと見せつけたステージだった。(柴那典)
asphalt frustration のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ