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ギターウルフ、中村一義ライヴ速報、
そして、ROCK IN JAPAN FES.2001 グランド・フィナーレ!!!

 

■皆さん、素晴らしい3日間を、本当にどうもありがとうございました!

SEE YOU NEXT YEAR!!

LIVE QUICK REPORT


すいません! 今回のレポート初、メモを取ることを一切放棄してモッシュ・ピットに飛び込んで行ってしまいました。もう、あんな凄まじいギターのフィードバックを聴いたらじっと座っているわけにはいかないでしょ? ギターを叩き、スネアをぶちのめし、ベースをブンブン唸らしながら立ち込める汗、飛び散るパッション。これぞロックンロールの香り。こいつを胸いっぱい吸い込んだら黙って座って見ているわけには行かないのです。“環七フィーバー”で、もう頭真っ白。“ジェットジェネレーション”で狼惑星にひとっ飛び。無重力のロックンロール体験。なんと言おうか、………とにかく、………“ワイルドゼロ”で“オールナイトでぶっとばせ”ですよ!!! あんな場に居られただけで、もう無条件のハッピー状態到来です。真っ赤に染め上げられたステージで最高のショーを見せてくれたギターウルフに心からのアイ・ラヴ・ユー! 一緒にあの場に居て大暴れしたやつ等に最大限のリスペクト! ロック・イン・ジャパン・フェス、LAKE STAGEの3日間は最高のエンディングを迎えることができました。ロックンロール最高! また、来年会いましょう。(LAKE STAGE PM8:00)


太陽もすっかり姿を消して、3日間にわたって行なわれたロック・イン・ジャパン・フェスティバルもいよいよフィナーレを迎えようとしています。お客さんの顔からは、3日間をサヴァイヴした疲労の表情、3日間を満喫した笑顔、そしてラストを締める中村一義の登場をドキドキした表情で待っています。そして、ひたちなかにこだまする大歓声の中、遂に中村一義が駆け足で登場! 再び歓声がまき起こります。息を飲むすべてのお客さん。そして「4,3,2,1」というかけ声と共にやったー!! 出た! “犬と猫”!!! もちろん起こる全員大合唱!! 間奏が始まると共に最初から大歓声。そしてみんなで「どーう?」とコーラスを合唱! 観客の両の手がまるで波のように揺れる! そのままバンドは“ショートホープ”へ突入! ステージ前はすさまじい熱気が立ち込めています。とにかくヴォーカルが凄まじい。バッキバキのバンド・サウンドを突き破って、まるで声が天に昇っていくかのようです。曲が終わり、「中村一義です。やっと歌えました」「みんなの顔が見れるとはうれしいの一言です」とMC。そしてなんと新曲を持ってきたと発言、ますます場内はヒートアップ。続けて“歌”。「歌を歌おうよ、ラララ」というラインでまるで時が止まったかのような静けさがおとずれる。立ち尽くす人、涙を流す人(僕ですが)、それぞれ色んな想いが歌に集まっているようです。“グレゴリオ”のバンドの高いテンション。そして“君ノ声”で明るく照らされたステージがお客さん一人一人の顔を、表情を鮮やかに照らし出す。踊る人、笑う、切ないまなざしで見つめる人、色んな感情がここに集まっている。モニターに映し出される中村の表情に歓声が上がる。「みんなありがとー!」「晴れてよかったな」「人生的にすごくうれしいです」。想いをシンプルに語る中村。時折ジョークをはさみながらも、すごくその表情は満ち足りています。そして遂に新曲“キャノンボール(仮)”、そして最後の曲と告げられる。「えー!」というお客さんの声に手を合わせてあやまる中村、発射された曲はアッパーな曲、頭上に掲げられた拍手が歌をささえていく。曲中、突然すべての照明が灯され狂喜乱舞のお客さん、本当、本当にしあわせそうだ。曲が終わると同時に沸き上がる拍手と歓声の洪水、その瞬間、空に咲き乱れる花火。しかしアンコールを求める拍手はいつまでも止みませんでした。みなさん満面の笑顔、そして思い出を胸に、来年またここで会いましょう。本当にありがとうございました。(GRASS STAGE、PM8:20)