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13:18 暑い! 熱い!!
smorgasの宇宙スケールのカッコよさ、爆発!!!
8/2 15:30 UP

カッコいい! もう、この一言を百万回大きな声で叫び散らして、思いっきり踊りまくりたくなるような、最高のライヴをsmorgasは見せつけてくれた。
ドラムのあらきゆうこが脱退し、新たに智恵子を迎えるというバンドにとっては大きな変化を経て今年のレイク・ステージに臨んでくれた彼ら。一曲目の“RISE TO GRATEFUL”の一音目を響かせただけで、今の彼らのテンションが凄まじく高く、エネルギーとバイタリティが漲りまくっていることがビンビンと伝わってきて感電しそうで恐ろしいぐらいだ。もちろん、それが気持ちいいのだが! アイニ、来門の2MCのライムが知的で真っ直ぐで熱くて真摯なのは昔からだが、バンドとしての体力が増して来たのと正比例して、一層強さと潔さを増している。ダイレクトに言葉が入ってくるのだ、とにかく。
「音楽の力はハンパじゃねーぞー!」と叫ぶ来門。そう、彼らは音楽の力を心底信じている。だから強いのだ。“ストレートメッセンジャー”を演奏する前に、戦争賛成な人いる? と呼びかけ、もちろん誰も反応しないの確認してから、こうも語った。「ジョーダンじゃねえぜ。ブッシュ聞いてるか? オマエに向かって歌うぜ! 今世界で行なわれているハンパねえことに!」。そんな直接的なメッセージを放つことも厭わないし、責任をとる覚悟が、彼らにはある。高く、高く、ステージでジャンプしながら、楽曲を、メッセージを、音楽の力を、広く遠くまで伝えていこうとするスタンスが伝わってきて、心から感動した。
「おお、太陽。キミはなんて情熱的なんだろう!! そのパワー、ハンパねーぜ! でもこのステージだけにお月様呼んでみよう。世の常は承知の上、不届きな者でござんす」と詩的に、サムライの心意気で挨拶を述べてから、新曲“月風の侍”を鳴らした。このうえなくファンキーで、シンプルなリフを活かしたバンドのアンサンブルが最高にかっこいい名曲であり、新しいsmorgasのロッキンなモードを示す曲だ。すべてが完璧にクール、素晴らしい時間だった。彼らはいったいどこまで行ってしまうんだろう? ステージを超えて、日本を超えて地球を超えて、宇宙というステージでなければ足りないほどのスケールを感じさせるライヴだった。(大前多恵)
終盤のタオル回しは圧巻!

「スモーガスめちゃくちゃカッコいい!!」
汗だくでした。