この日のためにレコーディングした調子っぱずれの口笛による“恋は水色”にのって、上半身裸の峯田がまず1人で登場! “なんて悪意に満ちた平和なんだろう”をアコギ弾き語りで歌う峯田のかたわらには、松葉杖が置いてある。ツアー中に足首を骨折した峯田は、まだリハビリの最中なのだ。続いてメンバーが1人1人登場、スイカがテーマの異様にユルいMCからいきなり爆発! のっけから松葉杖を振り回し、マイクをくわえ絶叫する峯田、ステージ上を高速で移動するチン中村、床に寝っ転がる我孫子、村井が力任せにぶったたくドラムはもはやリズムも何もあったもんじゃない。骨折で峯田は動けてないが、そんなこと全然関係ない、グラス・ステージはもはや狂乱の沙汰だ。寺山修司の詩「かなしくなったときは」の朗読から突入した最後の“人間”の壮絶さには、広大なフィールド全体が固唾を呑んだ。銀杏BOYZは、グラス・ステージでもまた1つ伝説を作った。(小杉俊介) |
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1. なんて悪意に満ちた平和なんだろう 2. 日本発狂 3. SKOOL KILL 4. 若者たち 5. BABY BABY 6. 東京 7. 人間 |