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強い日差しが照りつける真昼間のグラス・ステージに登場したのは、第一回目から連続出演更新中のエレカシ。新曲のオンパレードだった去年とは正反対に、今年はヒット・ナンバーを次々に連発。中盤の“悲しみの果て”“今宵の月のように”の連続には、観客から思わず歓声と拍手が鳴り響き、それを目にした宮本も、さらにテンションを上げ激渋ナンバーを披露した。なかでも“珍奇男”では、これ以上ないほどガップリと噛み合った4人が生み出すグルーヴ感に、鳥肌を立てずにはいられなかった。それだけで大満足ムードたっぷりの会場に、最後に届けられたのは“ガストロンジャー”!! 宮本、叫ぶ、走る、拳を突き上げる! 観客もそれにつられて「おーおーおー!」の大合唱! かんかん照りの太陽に負けないぐらい熱い男が、今年もグラス・ステージを完全に支配した、最高の50分だった。(齋藤美穂)


1. 生命賛歌
2. デーデ
3. 風に吹かれて
4. 悲しみの果て
5. 今宵の月のように
6. 人生の午後に(新曲)
7. 昔の侍
8. 珍奇男
9. 四月の風
10. ガストロンジャー