メニュー




WING TENT最終日の一発目は、6人組のガールズ・バンド、オレスカバンドの登場だ!今年3月には全世界からミュージシャンが集まるアメリカのイベント「サウス・バイ・サウス・ウエスト」に出演して大成功をおさめ、8月7日に全米デビューアルバム『ORESKABAND』を発表、2008年公開のハリウッド・ミュージカル映画には主演に決定と、アメリカまわりの話題がなにやら騒がしいオレスカバンドは、本フェス初登場。SEが流れた時点でノリノリの観客に向かって、初っ端からライヴの大定番曲“花のスカダンス”をドロップ。おそろいのユニフォームを着た彼女たちが繰り出すリズムとメロディは、軽やかで飛び跳ねていて、ひとつひとつの音がソーダの炭酸が弾けるような瑞々しさ! いやがおうにも踊らされてしまい、はちゃめちゃ楽しい! その高揚感はラスト曲“チャック”で最高潮に達し、タオルとジャンプが飛び交った。高校を卒業したばかりの女子6人組、だけど女子的な甘さを武器にせず、あくまで音を鳴らす楽しさで真っ向勝負するオレスカバンドは、今後どんな大きな世界に羽ばたいていくのだろう? そんな思いを馳せてしまった気持ちのよいアクトでした。(上田智子)