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開演前に突然の雨に見舞われたフィールドが再び顔を見せた太陽の光で徐々に乾き始める中、HAWAIIAN6が登場だ。「レイクステージは彼らに任せておけば絶対大丈夫!」と前説で山崎洋一郎が叫んだように、これまでクロージング・アクトの印象が強かった彼らが、今年は一転してレイクどアタマ初日の切り込み隊長に就任だ。マイナーコード・パンクの名曲”THE LIGHTNING”でスタートした彼らのステージは、トップ・バッターに相応しいフェスらしい高揚感と鋭利でウェットなストロークが融合して一気にフィールドの熱を高めていく。客席と一体となってポジティヴなビートが転がっていく“MAGIC”、“DAYS”と陽性のナンバーが続いた後、HATANO(Dr)が一「もうすぐ8月6日がやってくる。事実だけを知ろう。次は俺たちにとっての反戦の歌」とオーディデンスに語りかけ、“A CROSS OF SADNESS”の痛烈なメロディとメッセージが厳かに立ち上がってくる様は圧巻だった。そして最終コーナーは“EVER GREEN”と“RAINBOW.RAINBOW”でヴォルテージMAXの盛り上がりを記録!(粉川しの)