昨年デビューしたばかりのthe telephones、RIJF初登場……なのだが、テストで曲のイントロを弾こうものならお客さんもノリノリで応じるなど、勝手知ったる大勢のファンが彼らを待っていた。で、オンタイムにおなじみのアフロをかぶってメンバーが登場したのだが、すでに岡本(Synthe)は踊りまくっている。その岡本の「レイク・ステージで“チョコレイト・ディスコ”、ここでは『アイ・アム・ディスコ!』」に続き石毛(Vo/G/Synthe)の「アー・ユー・ディスコォッ!?」の掛け声で“Da Da Da”投下! ポスト・パンクと80sなダンス・ビートとハードコアという、ジャパニーズ・ニューレイヴとでもいうべきハイブリッドで猛々しい音がテント内に充満。ダンス・ロックの高揚を持ちながらぶっといグルーヴが猛烈な勢いでボディブローをかましてくる。途中でヘヴィ&アッパーな新曲を挟み、後半は “FREE THROW”“HABANERO”“urban disco”と一気に駆け抜け、狂騒の30分間はあっという間。そして、岡本のアグレッシヴなダンスはここひたちなかでも最後まで冴えわたっていた。(林敦子)
the telephones のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ