朝イチ&強烈な日差しにもかかわらず、LAKE STAGEには続々とオーディエンスが集まってくる。その膨れ上がる一方の期待感と、「ハンパないよね、彼らのライヴの楽しさって。最高だと思います!」(当フェス・プロデューサー、山崎洋一郎)という賛辞に迎えられた、LAKE STAGE最終日のトップバッター、the telephones! オープニングSEの“happiness, happiness, happiness”から割れんばかりのハンドクラップが湧き上がり、ノブこと岡本伸明(金髪&金色のラメTシャツ!)が猛ダッシュで登場、「ウィー・アー・テレフォンズ! 俺ら初っ端だけど、今日いちばん熱いライヴするから踊ろうぜ! アー・ユー・ディスコ!?」(石毛輝)との宣言から“Monkey Discooooooo”投下でスタンディング・エリア瞬間沸騰! 「ここを世界一ハッピーなディスコにしようぜ! 猿のように踊ろうぜ~!!」(石毛)と煽られるままに、誰もがクレイジー・モンキーと化して踊りまくる。さらに「ひたちなか! もっと行こうぜ! もっと暴れようぜ~!!」(石毛)と呼びかけた“I Hate DISCOOOOOOO!!!”では客席後方に特大のサークルができあがり、一斉にヘッドバンギング! 早くも完全なディスコ無法地帯と化しているLAKE STAGEである。
ブレイクでは、「俺らみたいな埼玉の泥臭いバンドを選んでくれてありがとう!」(石毛)と感謝を叫び、ノブも「いっぱいいるね! 俺、視力7.0、みんな見えてるから!!」と呼びかける。「超ハッピーハッピーチョベリグ!!」(ノブ)とさらにテンションを上げ、“HABANERO”、“sick rocks”、“D.E.N.W.A”と、幾度も沸点を更新し続けていく4人。ノブは上半身ハダカになって、「あと一週間声が出なくてもいいくらい『ディスコー!』って叫べば、みんなの元に30万届く!」と呼びかけ、客席から湧き上がる特大の「ディスコ~!!」。「ラブ・アンド~?」(石毛)、「ディスコー!!」(大観衆)とコール&レスポンスも盛大に、ラストナンバー“Love&DISCO”で今一度、熱狂の果てへ。客席一面に笑顔が咲き誇る様は、本当に圧巻だった。去り際、「ホントにありがとう! 愛してるぜー!!」と石毛、「スーパー愛してるぜー!!」とノブ。そのラブコールを倍返しする勢いで、LAKE STAGEが一丸となった大歓声が湧いた。(奥村明裕)
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