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フェスといえばモーサム、ライヴといえばモーサム、盛り上がらないわけがないし盛り上がれない人は不感症かもしれない。APOGEEの清涼感あふれる音色から一変、灼熱に灼熱を上乗せするような溶岩地獄ロックンロール・ショウの幕開けである。百々(G/Vo)は黒いTシャツ、藤田(Ds)はしましまのポロシャツにハット、そして武井(B)は青い太股もあらわな羽織姿と、思い思いの格好で登場した3人が、最初にぶちかましたのは“GREEN & GOLD”!! いきなりの大名曲で客席をわしづかみにすると、続けざまに“Have you ever seen the star?”、さらに「あちいな! こんなときこそロックンロール!」と“ロッキンルーラ”を投下、熱気は沸点に達する。とにかくこの日のモーサムは(いつもだけど)アクセルを踏みっぱなし。ラストの“We are Lucky Friends”では武井が踊り、百々が「人なんか殺しても楽しくないよー」とモーサム流のメッセージを放ち、全部でたったの6曲、時間にして30分あまりのセットは終わりを告げた。あっという間すぎて物足りないくらい。ロックンロールの楽しさを、もっと満喫したかった!

ここでお知らせ。ただいま、ひたちなかのROCK IN JAPAN会場限定でモーサムのシングル『シンクロニシティ』の特別ヴァージョンが販売中。この特別限定盤には、今日もライヴで披露された“シンクロニシティ”に加え、ROCK IN JAPAN FES.2008の会場でしか手に入らないカップリング曲“フーアーユー?”の2曲が収録されています。ROCK IN JAPAN限定盤というのは当フェス9年の歴史の中でも初めての試み。他じゃ手に入らないレア盤、ぜひチェックを! 以上お知らせでした。次はアフロ3人衆・鶴の登場だよ!(小川智宏)