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最終日LAKE STAGEの2番手は、3年連続ROCK IN JAPAN出場の音速ライン。”旅ガラス”“みずいろの町”“流星ライン”など、音速ラインの楽曲のなかでもミドルテンポ~アッパーな楽曲たちが、体内の温度をじわじわと高揚させていく。音速の持ち味である、親しみやすさとダイナミックさを兼ね備えたメロディーが心地良い。「STAFF Tシャツも3年目ですよ」というMCに観客から「STAFFー!」と言われたり、観客の「LAKEおめでとー!」という声に「LAKE STAGEねえ、すごいですよ」と答えたりと、攻撃的なロック・モードのセットリストのなかでも、MCでは観客の近くに寄り添ってくるのも音速らしくて味わい深い。MCで一息ついたのも束の間、“ロレッタ”でテンションを急激に上げ、ラストの“ヒトカケ”まで一気に駆け抜けた。そして、“逢いたい”ではサビの大合唱が! 全8曲、音速ラインのロック・モードにすっかり酔いしれた40分間だった。(岡崎咲子)