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「『ROCK IN JAPAN FES. 2010』、LAKE STAGE、は・じ・め・ま・しょー!」の絶叫とともに、SEAMOのステージがキック・オフ! ダンサーとともに“ルパン・ザ・ファイヤー”で一気に熱気MAXまでアゲ倒し、“不景気なんてぶっとばせ!!”でタオルぶん回る一大風力発電所状態へ突入! 「改めまして俺が尾張名古屋のエンターテイナー、大文字でS・E・A・M・Oと書いてSEAMOです! みなさんが盛り上がってくれば、私も脱ぐかもしれませんが……みなさん、海へ行きたいと思いませんか!」と、リリースされたばかりのメロディアスな新曲“海へいこう”で、灼熱のLAKE STAGEを波打ち寄せるビーチの風景へと塗り替えていく。DJとビートボクサー超絶テクニック飛び交うパフォーマンスで沸き返るフィールドを見てSEAMO、「こうなったら私も、天狗という名のお中元を差し上げなくてはなりません! あの男を呼んできたいと思います! みなさん、ドン引きになりませんよね! あたたかく迎えてください!」。しばし姿を消したSEAMO、『ターミネーター』のテーマに乗って――特大のマリン仕様の天狗を身につけたストロング・スタイルで登場! 「マリン天狗、LAKE STAGEに見参!」とでっかい天狗を揺さぶりながら“天狗~祭りのテーマ~”へ! で、マリン天狗を脱ぎ捨てると、その下にギンギラの天狗が鎮座している。「みなさん、見てください! ギャルに人気の、スワロフスキー天狗です! 製作費に15万かかりました!」……天晴れのエンターテイナーぶりと言うほかはない。“Sunday Brunch”で速射砲ラップを披露し「サザエさーん!」を大合唱させ、“My Style is the Best”でLAKE STAGEにクラップの嵐を沸き起こし、「ラップのジェットコースター」こと無限加速ライムでラッパーとしてのポテンシャルも見せつけたSEAMO! 圧巻の40分間だった。(高橋智樹)