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4年連続出場、そして3年連続となるSOUND OF FORESTに登場したのはmonobright。「イェー! ひたちなかー!」という桃野のコールと同時にオーディエンスの拳が天高く突き上がる。初っ端から大アンセムの“英雄ノヴァ”だ。続く“JOYJOYエクスペリエンス ”で、会場のテンションは早くもマックスに。続くMCでは、「こーゆー森に囲まれて、水を飲むのが夢!」と言って、水を飲むパフォーマンスを見せて、こちらの方も絶好調のよう。「でも本当の僕らの夢っちゅうのはね、もっとみんなと一緒に踊りたいんじゃい! でも次はバラードだけどね」と、9月に発売される新曲“雨にうたえば”を披露。キーボードを弾きながらの桃野の、ディレイのかかった絶唱を、全てのオーディエンスが静まり返って聴き入っている。この新曲ももちろん素晴らしかったのだが、「音楽で、みんなと、身も心も踊りたいんだよ!」というMCから披露された次の、これまた新曲“宇宙のロック”が圧巻。近未来的なリフにのってビートが疾走していく、ものすごいスケール感を持ったダンス・チューンで、早くも彼らの新たなアンセムになっていきそう。ここで上がりきったテンションを保ったまま、オープニングSEにもなっていた、映画『パルプフィクション』で使用された“Misirlou”をプレイ。各パートのソロでの見せ場が用意されており、中でも松下の超絶ギターが会場を大いに盛り上げる。そしてそのまま雪崩込むかのように“踊る脳”へ。「最高だぜひたちなかー!」と、桃野、オーディエンスを煽りまくる。最後はキラーチューン“アナタMAGIC”で、桃野のド迫力ヴォーカルが大爆発。monobrightの魔法が見事にSOUND OF FORESTをダンスフロアに変えた、素晴らしすぎるライブアクトだった。(前島耕)