RIJ2010、2日目も超・超・快晴! この日のGRASS STAGEの幕開けは、昨年復活をし、RIJには4年ぶりの登場となる氣志團! “Born Slippy”+“BE MY BABY”という最強のSEが鳴り始めた途端、フロアは一気にハンズクラップの嵐に巻き込まれる。「グッドモーニング・ロックンロール!」という翔やんの雄叫びで始まったのは、“デリケートにキスして”。続く、“One Night Carnival”ではサビの大シンガロング+《この空に、この緑に、あの海に、おまえらに、RIJに、恋しているのさ》なんて歌ってくれたり。朝イチからアッパーチューンの連発で、GRASS STAGEが揺れる、揺れる、揺れる! もちろん、「あんまり移動しないでっ! 俺たちは明日なんてないから。ちょっとだけでもおまえと恋に落ちたいんだ」なんて、翔やんのMCも絶好調だ。
一転、ロックチューン“Rock'n'Roll Grafitti”“キラキラ!”では、バンドサウンドと翔やんの堂々とした声で、「氣志團のロック」をまざまざと見せ付ける。後半は、またさらにテンションアゲアゲ! “結婚闘魂行進曲「マブダチ」”ではウエディングドレスのような純白の学ランに着替え、“高校与太郎組曲~喧嘩ボンバー~”では紫の特攻服姿で、ステージ上からバッティングセンターのようにバットでボールを打ったり、BIG BANGのカヴァー“オラオラGO!!”では、本家顔負けの華麗なダンスと光のライムでフロアを沸かせた上に、メンバー全員楽器を置いての“オジャパメン”と続けて追い討ちをかける……最後のカーテンコールのような挨拶まで、サービス精神満点の45分間でGRASS STAGE完全掌握。氣志團のエンターテイメント精神とロックバンドとしての鋭さに満ちた、最高のステージだった。(岡崎咲子)
氣志團 のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ