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ROCK IN JAPAN FES.2010もいよいよ最終日! 他のステージに先駆け、音を轟かせたのはWING TENT。RO69JACK 2010優勝アーティスト、WHITE ASHの登場だ! 1曲目の"Ray"から轟音を朝一発目のテントに轟かせる。Arctic Monkeysを髣髴とさせる、地を揺さぶるようにへヴィーで、ソリッドなサウンド。ドライヴィンなグルーヴ。Vo&G・のび太の甲高くて癖になるような声。そこまでアクションは多くないけれど、サウンドとパフォーマンスのギャップにとにかく驚かされる。あと、のび太の異様な存在感。見た目はいたって「のび太」なのだが、その中に大量の"引き出し"がありそうな雰囲気を醸し出している。オーディエンスもその存在感に飲み込まれて、身体を揺らしながらステージをじっと見つめている。「ありがとうございます。どうも、はじめましてです。いやー、暑いですね」とMCはまだまだぎこちないけれど、ラスト"Scar(t) "では、エモーショナルでドラマティックというもうひとつの側面も披露。15分で鮮烈な印象を残した。MCでは、9月15日はミニ・アルバム発売のアナウンスも。ずぶずぶとハマッていってしまいそうな、癖になるWHITE ASHの足取りを、是非追いかけてみてほしい。(岡崎咲子)