今年のROCK IN JAPANの2日目、SOUND OF FORESTのトップバッターを務めるのはGOOD4NOTHING! 朝イチからフィールドいっぱいに集まったオーディエンスに、「朝のはよからご苦労さん!」とU-tan(Vo・G)が挨拶すると、“Flying high”からライヴ開始。途端に、SOUND OF FORESTが歓喜と熱狂で沸き立つ! 続く“Maximize”で早くもオーディエンスの興奮は最高潮に。フィールドがリリック通りの「Dance, Dance, Dance」「Jump, Jump, Jump」でいっぱいに。バンドもオーディエンスも、本当に朝の一発目からテンションが高い。今日一日を燃え尽くすほど楽しもうとするバンドとオーディエンスの共犯関係に、SOUND OF FORESTは炎が立ち上がるほど熱く熱く燃えている。 「こんな時やからこそ、ここから始めようやないか」U-tanが語ると、「俺たちのパラダイスにようこそ!」というTANNY(Vo・G)のシャウトを合図に“It's My Paradise”に突入。SOUND OF FOREST後方の林の中まで、笑顔と熱狂が広がっていく。「この広いSOUND OF FORESTを使って、音楽を楽しんでください、よろしく!」というU-tanの言葉通り、ステージ前方で拳を突き上げたり、両手を上げてジャンプしたり、肩を組んで踊ったりと、オーディエンスもみんな、思い思いの姿でG4Nの音楽に夢中になっている。「楽しもう!」という気持ちでみんなをひとつにするメロディック・パンク。なんて最強のトップバッターなんだ! 先月リリースしたばかりのニューアルバム『It’s shoooort time!!』からのショートチューン“MxSxN”“HELLO 61”で畳み掛けると、オーディエンスの熱気はさらに沸騰。「最後まで聴いてくれてありがとう。またライヴハウスで会いましょう。GOOD4NOTHINGでした!」(U-tan)と“Stick With Yourself”を披露すると、フィールド中がハンドクラップと大合唱に包まれた。ひたちなかの朝を日本中のどこよりも汗臭く、熱い場所に変えてくれたG4Nの怒涛のパフォーマンスで、SOUND OF FORESTは最高の幕開けを飾った。(大山貴弘)
GOOD4NOTHING のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ