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「ライヴハウスへようこそ! 屋根ないけどー!!」とU-tanは開口一番に叫び、「知ってたら歌ってやー! レッツゴーー!」とTANNYも負けじとシャウト。冒頭こそ登場SEの“河内のオッサンの唄”を「みんなで歌いましょうか?」(MAKKIN)と呼びかけて総スカンを喰らっていたグッフォーことGOOD4NOTHINGだが(爆)、ひとたび“It's My Paradise”からライヴを走らせれば烈火のごときパンクロック・ショーを大展開。「よっしゃ、みんなで飛ぼうぜ!」(TANNY)と呼びかけた“J.C.”では誰もが嬉々として飛び跳ね、続く“Maximize”では「速いのいくデ!」(TANNY)との言葉どおり高速爆裂2ビートで一直線に沸点へ! グッフォー・サウンドの即効性と機能性、そして15年のキャリアで培ったライヴバンドとしての実力を見せつけるような圧巻のステージだ。

楽曲のみならず、MCでも「2日目のいちばん最後、残ってくれてホンマありがとう! 絶対損させへんから、思っきり笑って帰ってくれな!」、「俺たち今年で15周年、35歳のおっさん。ロックが大好きで、最高の景色見てます。ありがとう!!」(U-tan)と、とにかく徹頭徹尾、底抜けにポジティヴ。さらにそれは強烈な伝染性を備えていて、グッフォー観てたらどんな悩みも金魚の糞みたいに思えてくるほど、どこからともなく元気と士気が湧いてくるのだ。意味なくオーディエンスに「バルス!」とシャウトさせるなど奇行も散見されたけど(爆)、中盤以降も「暴れん坊のみなさん、お待たせしました!」(TANNY)とキッズに呼びかけた“In The Mosh Pit”で再び沸点を更新。そして「15年、今日終わってもエエと思ってステージに立ってきたけど、繋げていかなあかん未来があると思います!」(U-tan)と語った“Cause You’re Alive”で本編フィニッシュとなるも、「今というこの時間を、みんなで精一杯楽しもうぜー!」(TANNY)と語ったアンコール“RIGHT NOW”でフィールド丸ごと絶頂の彼方へ! 文句なしの熱血アクトで2日目PARK STAGEを締め括ったグッフォーだった。よっしゃ、ワシもやったんで~! バルス!! (奥村明裕)





この3日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」は9月上旬発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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