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高くなってきた太陽の光を浴びて、フィールド内の芝生が豊かな香りを放ち始めたSOUND OF FOREST。2日目のトップバッターを飾るのは、Hello Sleepwalkers。昨年のSEASIDE STAGEに続き、2回目のROCK IN JAPAN FESTIVAL出演。どのようなステージになるのか? 期待に胸を膨らませたお客さんたちが、どんどん集まってきた。

音圧の高いSEが流れ、ステージに登場したシュンタロウ(Vo/G)、ナルミ(G/Vo)、タソコ(G)、マコト(B)、ユウキ(Dr)を、待ちわびた人々の歓声が包む。「やってきましたロック・イン・ジャパン2日目。ひたちなか、踊ろうぜ!」とシュンタロウが煽り、1曲目に放たれたのは“円盤飛来”。キレの良いダンスビート、厚みたっぷりのトリプルギター・サウンドが抜群に気持ちいい。そして、快感と刺激をさらに上塗りしたのがシュンタロウとナルミによる男女Wヴォーカル。異なる音域と声色を絶妙に融け合わせながら、ドラマチックに展開していく。興奮したお客さんたちは大喜びしながら踊り始めた。

“五次元少女リア”の後、最初のMC。「暑いね。暑いので水を摂って、倒れないように。“倒れるくらいまで!”と言いたいところだけど……倒れるとライヴを観られないので(笑)。わたしたちは沖縄出身で、5月に東京に引越してきました。そこからずっと曲を作ったり、練習したりしてたんですけど、その新しい曲をここで2曲やります!」とナルミが言って、新曲を2曲演奏。フィールド全体を包むテンションは一層上昇していく。

「楽しんでますか? 残り2曲死ぬ気でやって帰ります。最後までよろしく!」と、シュンタロウがイントロ中に皆に呼びかけてスタートした“センチメンタル症候群”。何処か幻想的なムードの、残響を帯びたサウンドが心地よい。そして、ラストに披露されたのは“月面歩行”。バンドの5人もお客さんたちも、ラストスパートをかけるかのように全力で盛り上がる。最高にいい汗をかいたライヴとなった。(田中大)





この3日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」は9月上旬発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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【Hello Sleepwalkers】過去の ROCK IN JAPAN FESTIVAL クイックレポート