最後のアクトまで終了したステージも出始め、2日目も終わりが近づいてきたこの時間帯、DJ BOOTHでは遠藤孝行(FREAK AFFAIR)によるプレイが始まった。N’夙川BOYS“物語はちと?不安定”からスタート。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013、2日目、最後まで楽しんでいってください」と軽くあいさつをしてから、ASIAN KUNG-FU GENERATION“君という花”、椎名林檎“歌舞伎町の女王”、フジファブリック“銀河”などをノンストップに。そして、KANA-BOON“ないものねだり”、TOTALFAT“PARTY PARTY”で最高潮の盛り上がりに達した頃、遠くで花火の音が。GRASS STAGEが終わったらしい。ちょっとしんみりした気分に浸っていたら、“オー・シャンゼリゼ”。そして木村カエラ“リルラ リルハ”と続き、「2日目まだまだ楽しんでいってください。どうもありがとうございました。遠藤孝行でした」と、最後はSEKAI NO OWARI“幻の命”で締めくくった。
トリを飾るのは前田博章(puke!)。ここまでの遠藤の流れを受けて、最初はandymori“ファンファーレと熱狂”、チャットモンチー“バスロマンス”でゆったりとスタートしたものの、「さあ、みなさん盛り上がっていきましょうか」と叫ぶと、サザンオールスターズ“希望の轍”で一気にアゲにかかる。そう、今年5年ぶりに復活した彼らに想いを馳せてのチョイスだ。そして先ほどトリのステージを終えたばかりのBUMP OF CHICKEN“ダイヤモンド”へ。これが盛り上がらないはずがない。そして凛として時雨“DISCO FLIGHT”が始まると、ここで明日の出番が待ちきれないかのようにピエール中野が登場! さらに9mm Parabellum Bullet“Black Market Blues”、RADWIMPS“君と羊と青”、[Champagne]“Starrrrrrr”までこれでもかとばかりに畳み掛け、この1時間で一番の絶頂を迎えたその瞬間、「ありがとうございました! DJ前田博章でした。バイバイ!」で終了。圧巻のDJプレイでその場を去っていった。よし、明日はいよいよ最終日だ!(秦理絵)
この3日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」は9月上旬発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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