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『あまちゃん』のオープニング・テーマで登場し、「じぇじぇじぇ!」とかます諸葛孔明。もとい、DJやついいちろうが今年もDJ BOOTHに降臨。COUNTDOWN JAPAN 12/13ではASTRO ARENAのカウントダウンを務め、今年6月には第5弾となるミックスCDもリリースしたこの男が、今年もひたちなかに狂喜乱舞のダンス天国を生み出す!

andymoriの“クラブナイト”を皮切りに、サンボマスター“世界をかえさせておくれよ”、B’z“ultra soul”など定番曲を繋げて「今日カップルで来た人ー? こんな少ないの? じゃあカップル以外は? メチャクチャ多いじゃねぇか。そんなモテないみんなにこの曲を!」とフジファブリック“夜明けのBEAT”へと雪崩れ込む、鉄壁の流れ。さらに「モテないお前らにもう1曲!」とスタートしたモーニング娘。の“LOVEマシーン”では、「矢口さんにあやかりたい!」とブラックジョークまでお見舞いする。SPANKERSの“Sex On The Beach”でフロア一丸の「セックス!」コールを、レミオロメン“粉雪”で「♪こなぁ~ゆきぃ~」の一大シンガロング&ハンドウェーヴを巻き起こした頃には、満場のオーディエンスが集ったDJ BOOTHの熱気は最高潮に達していた。

後半戦に入っても、ももクロ→RADWIMPS→ELLEGARDEN→Hi-STANDARDと攻め立てて場内のヴォルテージをアゲにアゲていく、やつい軍師。「ここは休んで」「そろそろ来るよ。はい、サビ!」などと投げかけてフロアを自由自在に扇動していく盤石のマエストロっぷりも冴えている。GOING STEADY“愛しておくれ”、MONGOL800“あなたに”でちょっぴり涙腺決壊モードを作り出した後は、湘南乃風の“睡蓮花”で再びヒートアップ! そして「まだまだ行けますか?」とオリジナル曲の“てんけてんけてん”で両腕を交互に頭上に上げるダンスをオーディエンスに強要し、怒涛のJ-POP&ROCKマラソンを走り切ったところで時刻は16時ジャスト。最後は「ハヤシさん、アンコールが来てるんでもう1曲だけいいですか?」とステージ袖に控えたネクスト・アクトのハヤシヒロユキ(POLYSICS)に許可を取り、TRF“survival dAnce ~no no cry more~”を1フレーズだけ回してステージを去った。(齋藤美穂)





この3日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」は9月上旬発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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【DJやついいちろう(エレキコミック)】過去の ROCK IN JAPAN FESTIVAL クイックレポート