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パーカッションのKAKUEI以外のメンバーによる『OVERGROUND ACOUSTIC UDERGROUND“5”』。TOSHI-LOW(Vo & G)、MAKOTO(B)、RONZI(Dr)、KOHKI(G)、MARTIN(Vo, Violin & G)がステージに登場すると、温かい拍手と歓声が起きる。そして1曲目、“coffee stain”からライヴがスタート。柔らかなアコースティックサウンドが一気に広がり、フィールドにいる人々は身体を揺らし始める。穏やかな昂揚感が広がるオープニングとなった。

この場にいたあらゆる人々を笑顔で踊らせた“Thank You”の後、最初のインターバル。汗を拭きながら「目がしょっぱい(笑)。新しい表現だよね。外人しか言えないよ」などとMARTINが言って笑いを誘う。そんな和やかなひと時を経て、“New Tale”“Bamboo leaf boat”、それに続いて披露された新曲など、さらに温かい音色に彩られたナンバーが続く。“Freight Train”の後、MARTINとテンポの良いやり取りを交わしつつ、「楽しいね。このバンド、ちょっとバイオレンスなあのバンドと違って汗かかないから楽しかったんだけど(笑)。結果、暑いね」と、リラックスした表情で語るTOSHI-LOW。そんな彼が2011年3月11日の東日本大震災の体験を振り返り、「音楽に救われてるのは、自分だったってこと。歌を一生懸命歌おうと。そう思わせてくれたこの曲」という言葉を添えて披露したのは、SIONの“俺の声”のカヴァー。そして、ラストを飾ったのは“夢の跡”。エモーショナルな演奏と歌声が素晴らしい。胸が一杯になったエンディングの2曲だった。(田中大)






この3日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」は9月上旬発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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