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山崎まさよしが、ひたちなかに帰って来た! 彼がROCK IN JAPAN FESTIVALに出演するのは、なんと2001年以来。楽しみにしているお客さんたちが、SOUND OF FORESTのフィールド内にどんどん集まって来る。そして、ついに現れた山崎まさよしを、ものすごい拍手で迎える。リラックスした様子でエレキギターを構えた彼がベーシスト、ドラマーと一緒に演奏を始めたのは“ドミノ”。バンドが一丸となって奏でるファンキーなサウンドがカッコいい。2曲目は“セロリ”。どこかラガテイストを思わせるアレンジが新鮮。歌が始まると、大喜びしたお客さんたちが笑顔を輝かせ、掲げた腕を穏やかに左右に揺らす。ピースフルなムードが広がるオープニングとなった。

「こんにちは。山崎です。どうも。すごい! こんな場所があったんですね。みんな騒ぐ気満々で来てると思いますけど……夜の歌を歌います(笑)」と、ウィットを利かせたMCを経て“月明かりに照らされて”。アコースティックギターをストロークし、バンドメンバーと共に奏でたブルージーなサウンドが猛烈に渋くて素敵! 「風が通らんな、ここは(笑)。今日は、これから始まりますが……くれぐれも熱中症に気をつけて。水分をちゃんと補給してください。隣の人の汗を吸ってもいいですしね……ダメか?(笑)」と、またしてもトボケたMCをして“Fat Mama”。ファンキーなノリに誘われて、フィールド全体から力強い手拍子が起きる。続いて“ガムシャラ バタフライ”。汗をにじませながら身体を揺らす人々のテンションは、一層グングン高まっていった。そして、ラストを飾ったのは“Passage”。甘酸っぱい演奏、歌声がじっくりと響き渡っていく。穏やかな昂揚感が辺り一帯に漂うエンディングとなった。(田中大)






この3日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」は9月上旬発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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【山崎まさよし】過去の ROCK IN JAPAN FESTIVAL クイックレポート