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それにしても……大半の曲ではお客さんが飛び跳ねたり共に大声で歌ったりするわけでもない。ひたすらサウンドに心奪われながらジッと立ちつくす人々で埋め尽くされているフィールドの風景が独特であった。とてもザックリ表現するならば「静か」なのだが、1人1人の身体と心の内で圧倒的な興奮が渦巻いているのが、肌を通して伝わってくる。ライヴの終盤で江沼がふと「暑くない。全然暑くないよ。汗一滴もかいてないよ……楽しんでますか? 俺は楽しいよ……水が常温なんだよ」など、独特な間を交えつつ話をした時は和やかな笑いが起こり、お客さんたちは我に返った様子であった。しかし、演奏が始まると、再び曲の世界にじっくり浸り切ったフィールド。「息を呑む」という静かな興奮の極みがplentyのステージにはあった。(田中大)
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