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快晴! とても暑いが、森に囲まれた芝生エリアにあるSOUND OF FORESTは、どこかのんびりしたムードが漂っていて心地よい。このステージで、本日のトップバッターを飾るのはHALCALI。セッティングが済んだステージの前に、人がどんどん集まってきた。タオルを掲げ、スキップしながら登場したHALCAとYUCALI。まずは“Intro.ハルカリ弁当”で軽く肩慣らしをし、場の空気が温まったところで2曲目“アティテュード”へ。軽快なビートと2人のラップの絶妙なコンビネーションに煽られ、フィールドは瞬く間に明るいダンスフロアと化していった。

お客さんたちの掲げた腕がフィールド全体で揺れる様が壮観だった“Quest Love”。ホンワカしたメロディを響かせた“今日の私はキゲンがいい”。どこかボサノバテイストの涼やかなギター、パーカッションのサウンドに彩られながら爽やかに盛り上げた“スタイリースタイリー”。立て続けに曲を披露した後に小休止。「HALCALIです! 朝早くから集まってくれてありがとう! 今日からお披露目のオリジナルタオル持っている人、ありがとう! 緑色がここの森に映えるでしょ(笑)。わたしたち1組目じゃない? だから水分をこまめに摂って。熱中症に気をつけてね」。気さくなトーンのMCが、お客さんたちをますます和ませる。次の曲“Turn it Around”を始める前に2人から素敵なお誘いがあった。「朝の準備体操的な踊りを、みんなに教えようかな。新しいアルバムの曲にフリを付けたので、みんな一緒にやって!」。教えてくれたのは「右手でボールを投げるジェスチャー・両手をヒラヒラ振る・手を開いたり閉じたりしながら左右に振る」というコンビネーションによる振り付け。少し練習してからすぐに本番となったが、サビでみんなの動きがバッチリ一体となり、2人はとても嬉しそうだった。そして、凄まじいタテノリのジャンプを巻き起こした “ギリギリ・サーフライダー”。ギターソロ、ドラムソロ、スクラッチソロも交えつつ、バンドと共に盛り上げた“春狩道~19の夜~”でライヴは終了。午前中から身体を動かして、爽やかな汗をかくことができた。(田中大)