HALCALIが今年はWING STAGEを盛り上げに来てくれた! 青いミニドレスのYUCALI、黄色のふんわりとしたトップスのHALCAが、まずはカリプソ・テイストが陽気なナンバー“フェスでウィッス!”を1曲目にライヴをスタート。メドレーも交え、軽やかにラップとダンスを繰り広げるリズミカルなステージングから目が離せない!
「朝から元気だー!嬉しいです。サウナって感じだね、汗だくですよ」とYUCALIが言うと「そう?」とHALCA。「あれ?そうでもない……?」というこのやり取り、去年の夏も見た気がするなあ(笑)。なんて思ってたらHALCAの「ROCK IN JAPANは毎年こうだよな!」という言葉に歓声が上がった。
夏を重ねる度に、フェスに欠かせない存在になってきている彼女たち。初期の楽曲も含めたメドレーや“今夜はブギー・バック”も披露しつつ、お楽しみはまだまだ用意してきたという感じで“SUPERSTITIONS”では曲が始まる前に、オーディエンスに踊りをレクチャー。「手をクロスして上げたら右にチョンチョン、もっかいクロスして~」とYUCALIがわかりやすく教えてくれる。練習を経て、女の子の繊細な恋心を綴ったこの曲のサビが来たら、左右にヒラヒラと揺れる手のひらの海が可愛くWING TENTに広がった。そこでみんなももっと踊りたくなっちゃったのだろう。続く“マーチングマーチ”では、二人の振り付けを真似して踊る人が続出! 完全に盛り上がるメニューを用意してくれたHALCALIと、踊りまくって完全燃焼なお客さん、どちらも満足げな表情を浮かべた爽快なひとときだった。(上野三樹)
HALCALI のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ