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さぁ、今年もお祭りの時間がやってまいりました! そう、LAKE STAGE最終日の後半戦を切って落とすのは、“イッチャン”ことLOW IQ 01! おなじみYESの“Heart of the Sunrise”のSEにのって、まずはバックを務めるMASTER LOWの面々が登場。チャーベの軽やかなパーカッションとNARIのフルートが“YOUR COLOR”を奏でる中、カラフルなアロハ柄のコーディネートで決めたイッチャン、扇子を片手にゆっくりとステージに姿を現す。冒頭こそ、そんなレイドバックしたムードだったけれど、「あ・ば・れ・ろー!!」とのイッチャンの合図で“MAKIN' MAGIC”になだれ込めば勢いヒートアップ。「どんどん入っておいで!」と場外のお客さんにも呼びかけ、続く“T・O・A・S・T”で盛大なハンド・クラップを巻き起こす。

最初のブレイクでイッチャン――「毎年言ってるけど、暑いねえ。大丈夫? 昔さ、スーツとか着て出てたでしょ?(こちらのリンクをご参照あれ!→ http://ro69.jp/quick/rijfes2007/detail/52409)“おしゃれは痩せ我慢”っつってカッコつけてたけど、あれはね、ただの我慢(笑)。今日は涼しく、夏っぽくいってみました!」と呼びかけ、爽快なダイナミズムに満ちた“五日はまた雪(More Speed Version)”で再びトップ・ギアで疾走。ユニティとハピネスの量産ナンバー“SO EASY”では、スタンディング・エリアに幾つもの円陣が出来上がって、リズムにあわせてぐるぐる回転。この上ないピースなヴァイブスでお祭りは最高潮!

「この間、レコーディングしてきました! また今までにないタイプの、日本語で歌っちゃったりして(驚きの歓声が!)。またこうきたかっていう、グッと来る曲ができました!」と終盤にはうれしいアナウンスも飛び出し、「暑いと思うけど、行こうか? いい風吹いてくると思うんで!」と、“LITTLE GIANT”から“WAY IT IS”という怒涛のラスト・スパート。再び客席にはでっかいサークルが生まれ、「ありがとう! LOW IQ 01 & MASTER LOWでした! 踊れー!!」と最後は高らかにサックスを鳴らし、客席にはいくつものタオルが旋回! “FIREWORKS”との曲名通り、LAKE STAGEに歓喜の花火を打ち上げてみせたイッチャンだった。いやぁ、最高の夏祭りでした!(奥村明裕)