『僕の心のヤバイやつ』アニメ化!CUT4月号で、堀江瞬×桜井のりお(原作)のスペシャル対談が実現です

『僕の心のヤバイやつ』アニメ化!CUT4月号で、堀江瞬×桜井のりお(原作)のスペシャル対談が実現です

「僕は頭がおかしい」という、主人公・市川京太郎の独白で幕をあける『僕の心のヤバイやつ』。中二病をこじらせたリアル中学生・市川と、読モを務めるほど美人でありながら自由奔放な山田さんのピュアが詰まった日々が描かれる胸キュン青春ラブコメがついにアニメ化!――ということで、CUT4月号で、原作者・桜井のりお先生と市川の声を務める堀江瞬さんの対談取材が実現しました!
初出しスペシャル対談を、一部抜粋してご紹介します。

原作を読んでいると結果的に市川がめちゃくちゃ可愛く見えるんですけど、演じる時は、むしろ可愛い子にしようという意識はあまり持たずに臨みました。いわゆる「可愛い男の子」をやる時は、地声よりちょっと高い声音を作って、可愛い印象が残るアプローチをすることもあるんですけど、市川はそういう、男が頑張って高い声を出してる系にはしたくなかったんです。脚本から受ける印象やカット割りの細やかさ、教室の描写から、もっと身近で起きている日常の物語みたいな親近感を感じたので、そこを大事にしたかったんです(堀江)

聞いていて全然違和感もなく、スッと自然に入ってくるなあと思っていたので、今のお話を聞いて納得しました。市川って、少年ではあるけど、結構キモい部分もあるので(笑)。可愛い少年声だとしっくりこないんだろうなとは思いますね。(中略)マンガだと視覚だからパパッと読めるけど、アニメでセリフとモノローグを言い分けるのは難しいだろうなと思ってたんですよ。でも、アフレコされたものを聞くと全然違和感なく聞き分けられて、すごいなあと思いました。明らかに声色を変えてるわけじゃないのに、ちゃんと自然に聞こえるんですよね(桜井)

――ああいうモノローグは自然に思いつくんですか?

自分自身、市川と同じようにそんなに喋らないタイプなので。心の声で、まわりにいる変な人にツッコんだりすることは多いです(笑)(桜井)

僕も、ベクトルは市川と同じく陰のほうに向いているので、理解できる部分は多かったです。実際、僕とか市川みたいな子は、たぶん心の声のほうが本当の気持ちなんです。人と話す時に、緊張してオドオドしてしまう。僕もわかるからこそ、その違いはわりとすんなり表現できました。市川のセリフもそうですけど、全体的に思春期特有の感情の描き方がリアルですよね


実は、今回の取材が初の対談だったというおふたり。最初こそ若干の緊張感が漂っていましたが、おふたりとも市川同様「陰キャ」寄りという共通点も判明し、現場は徐々に温まっていったのでした。そんな空気感まで伝わってくるインタビューテキストは、ぜひ誌面でお確かめください。CUT4月号、絶賛発売中です!(山下茜)

CUT4月号は現在以下にて購入です。

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